築50年戸建ての全面リノベーション事例

はじめに

築50年以上の古い戸建てを購入し、和室を中心に全面的なDIYリノベーションを行いました。砂壁と畳の伝統的な和室を、明るく快適な洋室へと生まれ変わらせた過程をご紹介します。

物件の状態

購入時の物件は、長年人が住んでおらず、以下のような状態でした：

• 畳が変色し、カビの匂いがある
• 砂壁が剥がれ落ちている
• 収納扉が古く、開閉が困難
• 窓枠が劣化し、隙間風が入る

リノベーションの流れ

1. 解体・下地処理（1週間）

まずは畳を撤去し、下地の状態を確認。床の水平を調整し、フローリング施工の準備を行いました。

2. フローリング施工（2週間）

クリックタイプの床材を選択。DIY初心者でも扱いやすく、仕上がりも美しい材料です。

3. 壁・天井のクロス張替え（2週間）

砂壁の上に下地処理を施し、白いクロスを貼りました。部屋全体が一気に明るくなります。

4. 収納扉の塗装（1週間）

古い収納扉をネイビーブルーに塗装。アクセントカラーとして空間を引き締めます。

費用内訳

• フローリング材：15万円
• クロス（壁・天井）：12万円
• 塗料・工具：8万円
• その他材料：15万円
• 合計：約50万円

業者に依頼すれば150万円以上かかる工事を、DIYで3分の1のコストで実現できました。

まとめ

築50年の物件でも、適切な工程で改装すれば、現代的で快適な住空間に生まれ変わります。DIYリノベーションの魅力は、コスト削減だけでなく、自分の手で作り上げる達成感にあります。

次回は「壁紙張替えの基本テクニック」をご紹介します。お楽しみに！